一般の方向け日常雑感

オーディオ音源の進化

オーディオ音源の進化

運輸交通部会長 今井 一彦

日々の行政書士業務の傍ら、趣味のオーディオを嗜んでおります。最初にオーディオに興味を持ったのは私が中学2年生の頃でした。親戚のお兄さんが使わなくなったAKAI電気のカセットデッキを、母親が譲り受けて来てくれたことが始まりでした。

カセットテープ全盛時代、スピーカーが一つしかないラジカセを使っていた私は、この機械に衝撃を受け、色々と自分なりに研究しました。背面に2本の赤白のRCAコードをアンプと呼ばれる増幅器に繋げて楽しむものでした。当時はアンプもスピーカーも知識もお金も信用も全くなく、何とかしてこれを聴いてやろうと四苦八苦したものでした。

当時の音源としては、AM、FMラジオからのエアチェックと呼ばれるカセットテープへの録音や、レンタルレコード店から当日返却で借りてきて録音する方法でした。それでも若い私は大変満足して、自分なりにカセットに編集をして楽しんだものでした。

この後、待たずしてコンパクトディスク(CD)と呼ばれる技術が開発され、アナログ音源からデジタル音源へと時代は移行していきました。このCDは大変な高音質で、音楽の解像度であるサンプリングは44.1khz、ビット数が16bitという、テレビに例えるとアナログ放送がデジタルハイビジョン放送になった時と同じように解像度が向上し、また人間の聴覚の限界の範囲内おける十分な数値でありました。当時アルバイトをして安いCDプレイヤーを買い、その性能に驚いたのを覚えています。

時は2020年になり、現在の音源も格段の進化をしています。「ハイレゾリューションオーディオ」と呼ばれる音源が発売されています。もはや人間の聴覚能力を超えた数値(最高で768khz32bit)の再現力で、ハイレゾ対応のオーディオ機器が各社から発売されています。人間の聴覚の限界を超えているならば、聴くことが出来ず全く意味がないのでは?と思われがちですね。

ここからは自己満足ですが、確実に音が違います。密度というか録音現場の雰囲気がわかる気がします。音の立体感が明確になります。オーディオ機器も手頃で、音源はmoraのようなダウンロードサイトから買えますので、皆さんもコロナ渦の年末年始に楽しんでみては如何でしょうか。

日々の行政書士業務への源として、オーディオを楽しんでおります。


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